離乳食って、いろんな道具を揃えないとダメなのかな?
もっと頑張らなくてもいい離乳食づくりの工夫ってないかな?
離乳食づくりでは最低限必要な道具だけ揃えたいというママ、離乳食づくりを頑張らずに乗りきる先輩ママの工夫が知りたい悩んでいるママに、
3児のママになってやっとわかった、離乳食で最低限必要な道具7つと頑張らない工夫を解説します。
道具やサービスに上手に頼りつつ、調理方法も見直しながらラクに楽しく離乳食づくりができる工夫を手に入れましょう!
道具編
頑張らない離乳食づくりを実現したいけど、モノは増やしたくない。
そんなママのために、3児のママであるわたしが愛用している、離乳食で最低限必要な道具7つをご紹介します。
離乳食期が終わったらしまい込んでしまう・・・そんな、離乳食づくりのためだけの道具ではなく、普段使いもできるものばかり集めました。
購入のきっかけは離乳食づくりかもしれないけれど、離乳食が終わったあとも活用して、毎日の食事作づくりもラクにしちゃいましょう。
ハンドブレンダー

頑張らない離乳食づくりのためには、かならず手に入れてほしいのがハンドブレンダー。
わたしは二女が生まれたときに購入しました。
適当にざく切りして煮たお野菜も、一瞬でペーストにできちゃうのが魅力。
初めてのおかゆをハンドブレンダーで作ったとき、長女のときにこれを買っていたら、離乳食づくりがどんなに楽だっただろう・・・と心から思いました。
離乳食の初期は、どろどろのペースト状にしたものを与えるのが基本。
おかゆはもちろん、野菜や果物もペーストにしますが、ハンドブレンダーがあれば一瞬で出来上がります。
ちなみに、ケーキ作りやミックスジュースづくり、ポタージュスープづくりなどで日常的に活躍してくれます。お料理の幅が広がるので、離乳食が終わっても出番が多いです。
わたしが使っているのは、ブラウンのハンドブレンダー。
お値段は張りますが、お鍋の中で撹拌しても飛び散りがなく、一瞬で食材がペースト状になるパワフルさもあって、とても気に入っています。
こし器

離乳食初期ではどうしても必要になるこし器。
一人目の長女の離乳食作りが始まるときにとりあえず購入した離乳食づくりセットのなかから、こし器だけは3人とも使いました。
特に、トマトの種や皮をこす時に使いましたが、それ以外の野菜は大抵ハンドブレンダーで対応可能です。そして、使用期間が本当に短くて、離乳食中期頃(離乳食を初めて3ヶ月目ころ)には必要なくなります。
長女のときは何もわからなかったので、とりあえずこちらのセットを購入しました。
でも、調べてみると、専用のこし器を買わなくてもザルやふるいなどでも代用可能なようです。
使用期間が短いものなので、こちらを参考に、お家にあるものをこし器の代わりにしてみてください。
とは言っても、プーさんのこのセットは、こし器やおろし器、すり鉢もセットになっていてとても便利でした。
出汁とりポット

離乳食づくりで欠かせない出汁とりも、出汁とりポットを使えば電子レンジで簡単においしい出汁をとることができます。
普段、顆粒だしなどを活用されているかたは、昆布やカツオ節から出汁をとるのはめんどうに感じるかもしれませんよね。
でも、赤ちゃんの味覚の基礎を育むためにも食材の「旨味」はきちんと伝えたいところ。
わたし自身もそのように感じていて、出汁とりがラクなるグッズはないかな?と探して行き着いたのが、この出汁ポットです。
使い方は、こし器をセットしたポットに、昆布とカツオ節とお水を入れて、電子レンジでチンするだけ。手間なくおいしい出汁を取ることができます。
離乳食初期から中期にかけては、出汁で食材を煮る機会が多いので、フタをして冷蔵庫に常備しておいたり冷凍しておくのもオススメです。
もちろん、離乳食が終わっても、普段の使いの出汁とりとして使えます。
ポット一つでめんどうな出汁とりも完了!より手軽に美味しい手作り離乳食を作ってあげられるようになりました。
小鍋

離乳食づくりでは、直径15センチくらいの小さいお鍋が大活躍します。
離乳食期の赤ちゃんはまだまだ少食。少量の食材を煮るときや離乳食期の主食となるおかゆづくりでも、小さめのお鍋が重宝します。
また、大人のおかずから取り分けたものをさらに柔らかく煮る際にも便利です。
離乳食が終わっても、ゆでたまごを作ったり、ちょっとした付け合せの野菜を煮たり・・・3人分くらいのみそ汁を作る時にも使えます。
わたしは母からゆずり受けたアサヒ軽金属工業の「天使のなべ」を何年も愛用しています。
丈夫でシンプルなステンレス製、中身が見えるガラスぶた、軽くて、食洗機でもガンガン洗えるところが気に入っています。
こんなかわいい小鍋があれば、気分も上がりそうです!
シリコン調理スプーン

調理器具として忘れてはならないのがシリコン調理スプーン!混ぜたりすくったりをラクにする、超便利グッズです。
わたしは、無印良品のシリコン調理スプーンシリーズのうち、特にスモール(写真中央)を愛用しています。
2年前の二女のときまではスモールがなかったので、無印良品のジャムスプーン(写真右)や調理スプーンの大(写真左)を使っていましたが、大きすぎたり小さすぎると感じていたんです。
でもこのシリコン調理スプーン(スモール)は離乳食づくりにぴったりの大きさ。
小鍋のサイズにちょうどよく、鍋のについた食材も余すこと無くすくえるし、もちろん食洗機もOK。
シンプルなブラックで他のキッチンツールと相性がよく、プチプラなところが気に入っています。しかも定番商品なので、安心して使い続けられますね。
ふだんのおかず作りでも、意外と小回りがきくスモールサイズのほうが使いやすく、大きいサイズより出番が多いわが家です。
ワンコイン以下でこの使い勝手!もう手放せません!
マッシャー

離乳食づくりでも意外と使えるのがマッシャーです!
離乳食作りでマッシャー?と思われるかもしれませんが、わたしはかなり使えると思っています。
離乳食が進んでくると、だんだんと固形のものを食べられるようになってきます。
そんなとき、適当に切って煮た野菜をマッシャーで潰すだけでちょうどいい離乳食が作れちゃうんです。
長女のときは全く思いつきもしませんでしたが、二女以降、離乳食づくりをとにかくラクにしたくて、包丁とまな板を汚さずに、鍋の中で潰せないかな?と考えたときに思いつきました。
葉物などの、繊維質の多い野菜には向きませんが、包丁でみじん切りにするまでもない、ちょっと潰せばOKな野菜・・・
にんじんや大根、カブやかぼちゃ、皮を向いたナスやじゃがいもなど、潰すだけで食べやすくなる野菜におすすめです。
離乳食が終わったら、かぼちゃサラダやポテトサラダなどを作るときに重宝します。
マッシャーを持っているママも多いかもしれませんが、意外にも離乳食づくりで使えますよ。
ぶんぶんチョッパー

目がしみるし、時間はかかるし、切ったものが散らばって大変な玉ねぎのみじん切り、一瞬でできちゃうおすすめの便利グッズがあります!
その名も、「ぶんぶんチョッパー」。
離乳食が進んだ中期頃になると、みじん切りをする機会が多くなりますよね。そんなときに活躍するのがこの「ぶんぶんチョッパー」です。
使い方は、大まかに切った食材を中に入れて、フタをしてレバーを数回引くだけ。たったそれだけで大量のみじん切りが簡単にできちゃいます。
レバーを引く回数を調整すれば、食材の大きさもコントロールできますし、電源不要で引っ張るだけの簡単な操作。5歳の長女のお手伝いにもピッタリです。
目がしみてストレスになる玉ねぎのみじん切りも、涙を流すことなく、調理台を汚すことなくパパッと簡単にできちゃいます。
離乳食が終わっても、食材をみじん切りにする機会は意外とありますよね。これを期に、簡単にみじん切りができるアイテムを手に入れましょう!
最近では、食洗機対応の新製品も出ています!
パワフルな電動タイプがお好みなら、レコルトのフードプロセッサーが人気です。
調理編
基本は重ね煮

大人のごはんと離乳食を別々で作る場合、手間も時間も、献立を考える作業も2倍になって、かなりの負担になります。
やっぱり離乳食づくりをラクにするには、大人のごはんと一緒に作ってしまうのが一番です。
わが家では、二女が生まれてから「重ね煮」という調理法で作ったごはんを食べています。
長女のときは、離乳食と大人のごはんを別々に作っていたので、毎日大変でした。
フリージングのストックを切らさないように常に注意を払っていたし、離乳食をちゃんと作らなきゃ!とプレッシャーに思うばかりに、大人のごはんは手抜きになることもありました。
でも、「重ね煮」を始めてから迎えた二女の離乳食づくりは、そんなプレッシャーがなくなったんです。
「重ね煮」は、食材を重ねて煮込み、最後に味付けするのが基本なので、味付け前に離乳食分を取り出して赤ちゃんの食べやすい大きさに刻むだけでOK。
家族と同じできたてのごはんを出してあげられるので、離乳食のための献立を立てる必要もなく、またフリージングしたものを解凍する手間もなく、本当にラクちんです。
食材を重ねるから旨味が引き立ち、少ない調味料でもおいしくできる重ね煮。詳しくはこちらにまとめていますので、参考にしてみてください。

食べられる食材が増えてくる中期ころからは、重ね煮をやっていて本当に良かった、と心から思う毎日。この本をプレゼントした新米ママの義妹からも重宝していると聞いて嬉しくなりました。
頼りになるのはフリージング

重ね煮のおかげで離乳食づくりがラクになったとはいっても、やっぱりフリージングにもお世話になっています。
おかずは重ね煮で作れても、おかゆを毎日作るのは大変。なので、数日分まとめて作り、小さめのタッパーに入れて冷凍庫にストックしています。
おかずも、重ね煮で多めに作ったら冷凍しておいて、忙しい朝ごはんやバタバタする昼食、何も作りたくない夕食などの保険にしています。
わたしがフリージングで使っているのはイオンのホームコーディーというタッパー。

フタに溝がないので、洗いやすく水切りが早いです。
食洗機は残念ながら使えないのですが、スタッキングしやすく、飽きのこないシンプルなデザインが気に入っています。
離乳食初期にとくにおすすめのフリージンググッズは、少量から冷凍できるシリコン製の小分け容器やリッチェルのわけわけフリージングブロックトレー。
シリコン製の小分け容器は、食洗機が使えるうえ、耐久性もあるので子どもたち3人ともお世話になりました。

(そしてまだまだ使えます!)
なるべく手作りのものを食べさせてあげたいという思いがあるから、フリージングがあるとやっぱり心強いです。
上手に活用したいベビーフード

なるべく手作りで・・・とは思っているけれど、上手に活用したいのがベビーフード。
有機JASマークがついた安心素材のベビーフードなら、罪悪感なくあげられるのでストックしています。
いつもいつも頑張っていてはママが疲れてしまう・・・一番大切なのは、ママがにっこり笑顔で楽しい食事の時間を過ごせること。
だから、ヘトヘトに疲れているときや時間がないとき、家族で外食するときは、思い切ってベビーフートにも頼っています。
大切なのは無理をしないこと。いつも頑張っているから、ベビーフードに頼ることに罪悪感を感じる必要はないと思います!
サービス編
つぎは、わたしが離乳食づくりを頑張らずに楽しく乗りきってきた頼もしいサービスをご紹介します。
パルシステム

長女が生まれてしばらくしてからお世話になり始めたパルシステム。たまたま立ち寄ったパン屋さんで勧誘されたのが始めたきっかけです。
毎週食材を配達してくれるなんて便利だな、という軽い気持ちで始めたのですがこれが大正解!
メインカタログの他に、離乳食〜幼児食向けのカタログがあって、小さな子どもがいるママパパを応援するお役立ち商品がたくさん取り扱われているんです。
例えば、裏ごしした野菜をキューブ状に冷凍したもの、骨をとりのぞいたお魚、使いたい分だけ解凍できるひき肉、食塩を使っていないしらす、うどんと野菜が一緒になった冷凍うどんなどなど・・・
手間のかかる離乳食期を上手に乗り切るアイテムがたくさん。

カタログには、商品だけではなく離乳食の進めかたや、子ども向けのレシピ、食材に関する豆知識なども掲載されていて、毎回読むのが楽しみになっています。

その他にもおむつや絵本、ベビーフード、おもちゃなどの取り扱いもあって、なかなかゆっくり買い物に行けないこの時期は本当に助かります。
パルシステムを6年使ってわかってきたことですが、パルシステムで扱われている商品は食べる人、生産者、環境にまで配慮した質の高い商品ばかり。
生産者の想いが伝わるもの、化学調味料をなるべく使わないもの、環境にやさしいものばかりだから、基本的にはどれを選んでも満足感が高い。
リサイクルやリユースなどにも力を入れているので、環境のことも考えた生活に自然とシフトすることができています。
配達の対象になるのは1都11県だそうです。まずはこちらからご確認のうえ、資料請求してみて下さいね。
生協の宅配パルシステム
シェアダイン
出張調理サービスで有名な「シェアダイン」では、離乳食の作り置きをプロのシェフにお願いできるプランもありました。
離乳食を作ってもらう目的で利用したことはありませんが、産後の食事作りや、疲れた週末の休息のために利用したことがあって、とてもおすすめのサービスです。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。


離乳食宅配サービス
こちらは厳選した国産食材を使った離乳食を宅配してくれるサービス「ファーストスプーン」。
宮城県内で取れた栄養価の高い食材をつかい、ひとつひとつ丁寧に調理された離乳食。それらをキューブ状にして冷凍したものを自宅まで宅配してくれます。
レトルトにすると失われがちな食材の鮮やかな色彩も、冷凍だから残せる。見て美味しい、食べて美味しい、安心安全な離乳食が自宅に届くなんて魅力的ですよね。
わが家は離乳食の時期が終わった頃にこのサービスを知ったのですが、もっと早くに知っていたらぜひ使いたかったサービスです。
5ヶ月から18ヶ月までの離乳食〜完了食までのラインナップがあります。
冷凍された状態で届くので、ふだんは手作りするけれど、もしものときに備えて保険として買っておきたい・・・というママにもぴったりです。

頑張らない離乳食づくりのための工夫まとめ
今日は、「3人目でわかった!離乳食で最低限必要な道具7つと頑張らない工夫」と題して、離乳食作りで最低限必要な道具7つと頑張らない工夫を解説しました。
赤ちゃんとの生活は赤ちゃんのお世話だけでも大変。
手間のかかる離乳食づくりを頑張りたいというママを応援すべく、わたしが3人育てる中で経験してきたことをギュッと詰め込みました。
頑張らずに、かしこく離乳食づくりを乗りきるためには、最低限必要な道具を揃え、離乳食向けのサービスも頼って、ママ一人で頑張らないようにすることが大切です。
離乳食が始まる生後6ヶ月ころというと夜泣きがピークを迎える時期。ママやパパも寝不足でヘトヘトになっているはず。
道具やサービスに上手に頼って、離乳食づくりを楽しみましょう!
なにか一つでも、参考になればうれしいです!
子どもの少食や偏食などに悩んでいるママは、こちらの記事も参考にしてみてください。

お食事用のハイチェアを探しているママは、こちらの記事が参考になります!
ハイチェア選びでわたしのような大失敗をしないようにしてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!