働き方

【0歳児】保育園に預けたくない!入れたくない!寂しいのは私だけ?

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あい

かわいいわが子を0歳で保育園に入れるなんて・・・寂しい!!

本当はまだ保育園に預けたくないけれど、職場や保活などのさまざまな事情でどうしても預けなければならない状況ってありますよね。

そんなときに、「寂しい」とか「悲しい」と感じるのはわたしだけなんでしょうか。

今日は、わが家の3番目のぼくの入園決定の瞬間を記録しつつ、自分の感情に向き合ってみたいと思います。

もし同じような状況でモヤモヤされているママがいたら、少しでも気持ちが軽くなるとうれしいです。

わが子を預ける葛藤

わが家のお姉ちゃんたち2人が通っている保育園。

とても素敵な先生たちばかりなので、昨年生まれたぼく(8ヶ月)の預け先もこの保育園一択でした。

4月の時点では生後6ヶ月だったため、まだ早すぎるという思いがあって・・・4月入園の申請はスルーしていました。

5月下旬に入った先日、7月入園の空き状況が更新されて0歳児クラスの7月入園の枠に空きがあることが判明。

ぼくは8ヶ月になったばかり。そろそろ空きが出そう、という情報は聞いていたから心の準備はしていたつもりだったけど・・・

7月入園の空き状況が正式に発表された瞬間、「わたしはもう、この子を預けて復帰するんだ」と悟りました。

朝から晩まで、妊娠中から24時間ずっとずっと一緒だったこの子との穏やかな毎日はおしまい。

わたしはこの子を預けて働くんだ。

この子と離れて働くんだ。

胸がギューッと締め付けられて、考えただけで涙がでた。

1歳の4月で入園できたら、ちゃんと納得して送り出せたのかもしれない。

でも保育園激戦区に住んでいるので、0歳児のうちに預けないと持ち上がりの子たちで1歳の4月に空きはない。

来年、一番上のお姉ちゃんは学童へ行くので、もし別の保育園に行くことになったら送迎が3箇所になってしまう。

わたしに、入園申請をしないという選択肢はありませんでした。

入園申請書を書いているときは、ただただ無心。

ぼくの名前をこんなにたくさん書いたのは、予防接種の予診票以外ないと思う。

なんでこんなことしてるんだろう?

ぼくの手を手放すための申請書。

そんなことを考えだしたらまた涙が溢れてくるので、心を無にしてただ淡々とペンを動かしていく。

できあがった申請書を見渡して、なんだかむなしくなる。

自分で生んだ大切な赤ちゃんとのお別れを、自分で決めなければならないなんて。

ポストへ出しに行くときもぼくと一緒だった。

いつものように抱っこひもの中で気持ちよさそうにしているぼく。

ぼくと離れるための書類を出しに行くんだよ。

ポストへ投函する瞬間は一瞬ためらったけれど、道は一つしかない。

抱っこひもの中でなにも知らずにいるぼくの横顔。

ふと、わたしと目が合って大きな瞳の奥に自分が映る。

この書類をポストへ入れたら、カウントダウンなんだよ。

帰り道のことは覚えていない。

もしかしたら今日、入園承諾通知が届くかもしれない。

もう後戻りできない、追い込まれた状況のなかにいる自分。

きっと夫にはわからないこの感情を、自分一人ぼっちで背負うしかないのだろうか。

寂しくて寂しくて仕方ない。涙が止まったと思ったらまた泣けてくる。

でもどこかで同じように苦しんでいるママがいるかもしれないと思うと、わたしも同じだよ、とそっと声をかけたくなる。

そんな、精神的に不安定な状態で数日過ごしていて、思ったことをそのまま書きなぐった短い日記を載せます。

なぜかそわそわして

いろいろなことに集中できない。

たぶん、今日結果がくる。

「入園承諾通知」

わかってはいる。わかっているけれど、

実物を前にするときっと声は出ない。

胸が締め付けられる。

この子を、送り出す時が来る。

妊娠してから1年以上、ずっとずっと一緒に過ごしてきたぼく。

こんなに大きくなって、

おすわりも、つかまり立ちもできるようになって

日々の成長が何よりうれしい毎日だったのに、

わたしはぼくを保育園に預けて働きに行く。

この選択は正しいのだろうか。

結論は「正しかった」と思えるように行動するしかないのだけど、

だけど、どうしてもつらい。

寂しくて悲しい。

ママがいなくても、ちゃんと楽しく過ごせるだろうか。

ちゃんと、優しく抱いてもらえるだろうか。

もっと母乳も飲んでほしかったんだ。

ぼくの汗ばんだ寝顔の横で、しずかな寝息を聞いていたかった。

働きながら子どもを育てるって、こんなにツライんだ。

子育てって、こんなにツライものなんだ。

世の中のお母さん、みんなこんな思いをして働いているの?

自分ひとりだけ取り残されたような気分になる。

でも、ふとお姉ちゃんたちをみると、楽しく保育園に通っている。

0歳の頃から、ずっとお世話になっている保育園。

今では「早く保育園に行きたい」と言うくらい、保育園が大好き。

これが答えだ。

間違ってなかったんだ。

ねぇ、ぼく。

今、ママとっても悲しい。すごく寂しい。

無邪気に笑うぼくを見て心から思う。

離したくない、一緒にいたい。

寝顔を見るだけで泣けてくる。

この目に焼き付けてやろうって思うんだけど、

そう思えば思うほど、

ぼくのかわいい寝顔が涙とともに流れていく。

でもね、ママはわかっているんだ。

ぼくが大きくたくましく成長するために、

ママはぼくの手を離さなければならないことを。

ママも頑張るよ。

頑張るから、ママのことを応援していてね。

身体は離れていても、心はいつも一緒だから。

大好きだからね。

心の底から、大好きよ。

いつもありがとう。

大切なたからもののぼくへ。

子どもを保育園に預けるのは3回目。

こんな気持ちになるもの3回目だけど、少しも慣れません。

やっぱり、どうしても寂しい。

ぼくを先生に渡した瞬間、今までずっしりと重たかった腕の中がすっかり軽くなり、ぼくの泣き顔が胸を締め付ける。

ママも泣きたくなるよ。

「ママは笑って送り出してくださいね」と先生は言う。

だから無理に作り笑いをして、お部屋を出たらこっそり泣くんだ。

ぼくと一緒に泣くんだ。

それでいい。

そのうち何日か経ったら、

ぼくが泣かなくなるように、ママも泣かなくなるんだから。

一緒に慣れていこうね。

一緒に成長していこうね。

きっと大丈夫。

保育園に預けることについて思うこと

自分を励ます文章を書きなぐったところで、2人のお姉ちゃんたちをどちらも生後10ヶ月で預けて働いてきたわたしが思うことを書いてみます。

保育園は子育ての伴走者

保育園に預けると、必然的にたくさんの大人やお友達と関わるようになります。

それに伴っていろいろな経験もさせてもらえる。楽しいことも、嫌なこともたくさん吸収して帰ってくる。

それは、わたしと子どもの1対1の世界では絶対にできないことです。

保育園に預けるからこそ、保育園が子育てを一緒にする伴走者になるんです。

この存在はとても心強い。

子どもの小さな変化や成長を、一緒に共有してくれる。

おじいちゃん、おばあちゃんよりも子どものことをよく知っています。

わたしにとって、夫の次に子どものことを相談できるよき相談相手です。

離れていても絆は深まる

日中の長い時間を保育園に行っているけれど、子どもはパパとママのことを忘れたりしません。

保育園に慣れてくると、笑って手を振りながら保育室に入っていくようになって、そんな成長した後ろ姿に寂しさを覚えることも親心。

でも、お迎えに行くとちゃんと走って来てくれます。

満面の笑みで駆け寄ってきてくれます。

その表情が、何よりも愛おしい。

月並みだけれど、この瞬間は仕事の疲れがわっと吹き飛びます。

一日元気に過ごしてくれたわが子と、無事に預かってくれた先生方への感謝の気持ちでいっぱいになります。

そんな満たされた気持ちで毎日帰路につけることが、なにより幸せです。

家に帰れば、そんな感傷にばかり浸っていられないドタバタの現実が待っていますが(笑)

身体が離れていても心がつながっていれば大丈夫、というわたしなりの答えが見つかり、自信を持って保育園に預けられるようになりました。

自分も頑張れる

子どもが保育園でいろいろなことを吸収してくると、パパやママに聞いてほしくてあれこれとお話が止まらなくなります。

目を輝かせて、今日あったこと知る限りの言葉で一生懸命説明してくれる。

そんな健気な様子を見ていると、わたしも頑張らないと・・・と、根拠のないやる気が湧いてきます。

子どもはこんなに小さな身体で頑張っている。

ふと我に返ると、自分の悩みなんてちっぽけなものだ、と思えてくるから不思議です。

子どもがいるぶん、やらなければならないことも増えて大変ですが、家族が一つになって乗り超えていく過程は、かけがえのない財産になっていると信じています。

入園決定のとき

こうして想いを綴っているうちに、郵便配達員のバイクの音が聞こえてきました。

外に出ると、ポストに市役所からの茶色い封筒が入っている。

急いで封を切って、中を覗き込んでわかった。

「入園承諾」の文字。

わかってはいたんだ。こうなることはわかってた。

こうなるように、申込みをしたんだから。

でもね。やっぱり悲しい。

すごく寂しい。

涙が出る。

今日に限って、ぼくはすやすやと寝息をたててお昼寝している。

今この瞬間から、次のステージへ向かっていく。

悲しいのも、寂しいのも、

いとおしくてたまらないのも、

ほんの少しの期待も、

どれも大切な気持ち。

きっとだいじょうぶ。

ぼくなら、乗り越えていける。

ぼくとなら、わたしも乗り越えていける。

一日一日を大切にしよう。

二度とこない今日を、大切にしよう。

最後まで読んでくれたあなたへ

とりとめもなく書き連ねてきました。

もし、ここまで読んでくれたママがひとりでもいるとしたら、まずは感謝をお伝えします。読んでくださりありがとうございます。

ここまで読んでくれたあなたに、わたしがどうしても伝えたいこと。

それは、わたしもあなたと同じ気持ちで子どもを預けて仕事へ行きます、ということ。

朝、同じ空の下のどこかでわたしも同じ気持ちでいます、ということ。

子どもも頑張ってる。わたしもあなたも頑張ってる。

ひとりじゃないから。

大丈夫、きっと慣れるから。

大丈夫、きっと乗り越えられるから。

いまの気持ちを抱きしめて、一歩ずつ歩いて行こう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

あい

また悩むことがあったら、いつでも来てくださいね。

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