図書館で借りてきた絵本を置く場所がないとか、読み終えた絵本が散らかって困ると言ったことはありませんか??
絵本を返そうと思って図書館に行ったけど、1冊足りず、もう一度返しに行くことになったなんてことも・・・
- 借りてきた絵本の収納方法が定まらない
- 読み終わった絵本が散らかって困る
- 借りてきた絵本を返すために回収するのが大変
実はこれらの悩み、以前のわたしの悩みです。
これらの悩みってつまり、図書館の絵本は借りたら返さなくてはいけないから、借りてきた絵本を管理するのが大変!ということですよね。
わたしも最初は絵本の管理が大変だと思っていたのですが、これからご紹介する収納方法に変えてから、図書館を使い倒せるようになりました!
今日は、整理収納アドバイザー1級でもあるわたしが、無印良品の商品を使って2年以上続けている頑張らない図書館絵本収納法をご紹介します。
図書館絵本の収納を攻略すれば、図書館に気軽に足を運べるようになり、子どもにとって本がもっと身近な存在になりますよ!
本好きな子に育てるなら図書館
図書館は自分の本棚!

わが家が図書館に頻繁に行くようになったのは、長女が2歳になったころ。
それまで長女は、授乳してそのまま就寝していたので、寝る前に本を読む習慣がなかったんです。
2人目を希望していたので、2歳を目前にして断乳に踏み切ったのですが、授乳の代わりに始めたのが絵本タイム。
最初は自宅にあった数冊の絵本からはじめ、飽きてきたころに書店に買いに行く・・・ということを繰り返していました。
でも、絵本もなかなか高価。月に何冊も買ってあげられず、数ヶ月が経ったころ、初めて図書館を利用してみようと思ったんです。
今は、インターネットで自宅からでも蔵書検索がカンタンにできるので、読みたい本が見つかるとすぐに検索して予約しています。便利ですよね!
図書館を自分の本棚に、なんていうフレーズも耳にしますが、本当にそのとおり。
住んでいる自治体と、勤務地がある自治体の2箇所の図書館を駆使して、大人の本も、子どもの本も、毎月何十冊と借りてきては返すを繰り返しているわが家です。
毎月何十冊も買うことはできないけれど、図書館なら無料です。図書館のおかげでたくさんの絵本を読んであげることができています。
図書館だから気軽に試せる

「絵本を読んでから寝る」というルーティンが確立してからは、絵本がないと眠れなくなった長女。
「今日はもう遅いから絵本はなしよ〜」なんていうと、「やだー!」と怒られる始末です。
今は、気になった絵本はなんでも借りてみるスタイル。10冊借り1冊でもお気に入りの絵本が見つかれば良いほう!と思っています。
どの絵本がヒットするかもわからないので、いろいろなジャンルの絵本を気軽にお試しできる図書館の存在は本当に頼りになります。
子どもも、新しい本を借りてくるとワクワクしているし、子どもの反応が楽しみで、大人も密かにワクワク。
書店だと、「1冊だけよ」と言わなければならないところ、図書館では「10冊OKよ!」と言ってあげられるので、本棚を物色する子どもたちを穏やかな気持で見守れるんです。

未知の世界がつまった絵本は旅をしているようで楽しい。今では、わが家の生活に欠かせないくなった図書館という存在。
図書館に通うのは時間も労力もかかるけれど、たくさんの「未知」や「わくわく」がつまった「本」を好きになって、大人になっても自然と本がそばにある生活を送ってもらいたい!
そんな思いで通い続けています。
1冊1,000円の絵本を月に20冊借りたら2万円、1年続けると240冊で24万円になります。金銭的にもスペース的にもそんなにたくさんの絵本は買ってあげられないので、図書館は本当にありがたい存在です。
「図書館絵本」の収納法とは?

プロが2年続ける図書館絵本の頑張らない収納法は?
わが家では、2ヶ月に1回、10冊以上の絵本を借りてきます。かなり重く、収納スペースもとります。
でも、読み聞かせが子どもにとっていいことがわかっていると、ついつい借り過ぎてしまうんですよね。
そんなたくさんの絵本、家の中で管理するのが大変なのでは・・・?と思いますよね。
でも、これからご紹介する収納方法に変えてから2年以上、頑張らなくても図書館を使い倒せています。
では、お片付けのプロはどうやって頑張らない収納を実践しているのか。
その答えは、自立するバックに入れて、絵本の収納と移動を兼ねるようにすることです。

図書館の絵本は、借りたり返したりする必要があるため、移動する機会が多いです。さらには、家の中でもリビングや寝室、子ども部屋など、読みたい場所へ移動させることがありますよね。
お片付けのプロが2年続けている図書館絵本の頑張らない収納とは、絵本の収納も移動もできてしまう「兼ねる収納」にすることなんです。
使っているのは、無印良品の「持ち手付帆布長方形バスケット」。持ち手にはハンドルカバーを付けています。
(わたしが使っているハンドルカバーの色はキャメルです。)
この帆布バスケット。バスケットというだけあってかなりしっかりしたお作り。ちゃんと自立するので子どもでも絵本の出し入れがしやすく、何冊入れても倒れない優れものです。
持ち手には革製のハンドルカバーを付けておけば、絵本が重くても持った感じがソフトになり、持ちやすいです。また、手垢汚れの防止にもなっています。
わが家は、「兼ねる収納」のおかげで図書館絵本の収納が使いやすくなり、図書館を使い倒せるようになりました。5歳児と2歳児がいますが、図書館絵本は散らかりません。
忙しいけど絵本には触れさせてあげたい。散らかるのはイヤだけど、図書館の絵本は借りてきて読んであげたい。
そんなかたは、収納と移動を兼ねる「兼ねる収納」がおすすめです。
収納も移動も兼ねられる頑張らない収納!これなら、借りている間の収納の見た目が美しく、移し替える手間もないので貸し借りがラクになります。
図書館絵本の収納!実用例は?

図書館で借りてきた絵本は、日中はだいたいソファーのそばに置いてあります。
朝、保育園へ出かける前や、保育園から帰ってきたあとなど、子どもたちの好きなタイミングで読まれる絵本。
ご飯を作りながら「なんだか静かだな?」と思って見に行くと、絵本をめくっていた、なんていうことがよくあります。

借りてきたものの存在が忘れ去られていたり、この本はぜひ読んでもらいたい、という絵本があるときは、こっそりディスプレイして存在をアピールすることも。
子どもは、ディスプレイされた絵本見つけると、「なにこれ?」と言いながら自然に手に取り、読み始めます。
人気YouTuberのてぃ先生がおすすめしていた方法です。ちょっとしたことですが、子どもはすぐ反応してくれるのでやりがいがあります。
図書館に通いだしてから、以前よりぐんと本を手にとる機会が多くなって、明らかに本が好きになった子どもたち。
「兼ねる収納」のおかげで一月に20冊以上、年間にすると240冊以上の絵本を読んであげられるようになりました。
もともと自宅にあった絵本も読まれる機会がぐんと増えて、親としてはうれしい限りです。
図書館で借りてきた絵本は、寝る前になると寝室に運ばれていきます。(わが家では絵本の運搬はパパのお仕事)

寝る前のリアルな寝室を撮影してみました。絵本は朗読担当のパパの枕元に。

ここから、子どもたちがその日の気分で読みたいものを取り出して、絵本タイムが終わったらみんなで就寝。それがわが家の日常です。

バッグの中には、図書館に行くとき必ず必要になる図書館カードも一緒に収納します。

子どもが持ちたがるので、首から下げられるちいさなポーチをハンドメイドしました。

中には4人分の図書カードが入っています。
このように、図書カードも図書館バッグと一緒に収納するのがプロのおすすめです。図書館バッグと一緒に収納するようになってから、わが家では図書館カードの忘れ物がなくなりました。
たくさん借りる場合はバスケットがおすすめ
わが家では、無印良品の帆布バスケットでできる「兼ねる収納」を採用して2年以上経ちます。
子どもも、図書館で借りてきた絵本はここに入れるもの、と認識していて、読み終わったら帆布バスケットに入れることが定着しています。
だから、図書館で借りてきた絵本とおうちの絵本と混ぜて片付けてしまうことはなく、「返し忘れ」もありません。
無印良品のバッグ以外にも、こんなバスケットもかわいいですね!
プラスチック製のバスケットも、最近はおしゃれなものが多く出ていますよね!
わが家のように一度に10冊以上の絵本を借りてくるご家庭におすすめです。(スーパーのマイバスケット的な感じです)
借りる絵本が少ない場合は?

わが家から図書館は車で10分の距離。いつもは、帆布バスケットに詰め込んだ絵本を車に乗せて、図書館まで通っています。
もう少し子どもが大きくなったら、自転車で一緒に出かけるのも良いなぁなんて思い描いていますが、バスケットで大量に借りてくるのも車だからできること。
自転車や徒歩で図書館に行かれるママにとっては、こんな大きなバッグやバスケットはちょっと使いづらい・・・と感じますよね。
なにより自転車のカゴに入らないし、子どもも乗せている、リュックにも大量の荷物が・・・悪天候の日はもっと大変。
せいぜい2〜3冊がちょうどいい・・・というママも多いと思います。

また、車だとしてもいつも数冊しか借りないんです、というママもいらっしゃいますよね。
バスケットに入れるほどたくさんは借りないけれど、1冊でもないな・・・という場合は、つぎの3つのような収納がおすすめです。
- 「図書館バッグ」を決める
- 「図書館きんちゃく」を決める
- 「図書館の本のおうち」を決める
数冊の本が入るのにちょうどいい大きさの「図書館バッグ」を決め、移動と収納を兼ねる。
バッグでなくても、本が入る大きさの「図書館きんちゃく」を決めて、移動と収納を兼ねる。(図書館へ行くときは、きんちゃくごと持ち出すか、きんちゃくごとバッグへイン)
もし、バックや袋ものにピンとこなかったら、「図書館の本のおうち」=(絵本の居場所)を作ってあげるのがおすすめです。
こんなイメージです。
もちろん、おうちの本棚の一角に、図書館の絵本専用のスペースを確保しておくのもいいですね。

文字が読めるお子さんの場合は、「としょかんのほん」などとラベリングしたり、文字が読めなくても本のマークや目印になるシールなどでラベリングすると、小さなお子さんでも認識がしやすくなります。
ちなみに、おうちの中の収納をアップデートする際には、お子さんと一緒にしまう場所やしまうものを確認しながらすすめることが大切です。

①の図書館バッグや②の図書館きんちゃくを決めるとき、バスケットのように形がキープできないものだと、小さな子どもには出し入れしづらくなります。
できるかどうか、わかるかどうか確認してから決めるのも、自分にぴったりの収納を見つけるための大切なステップです。
わたしもついつい自分だけで決めがちなので、子どもと一緒に決める過程も楽しみたいと思います。
絵本の居場所をつくろう

先ほどお伝えした3つの方法に共通するのは、借りてきた絵本の居場所があるということ。
いずれ返さなければならない図書館の絵本だからこそ、返すときに慌てずに済むように絵本の居場所をきちんと決めておくことが大切です。
小さなお子さんでも、手に取りやすい、戻しやすい。そうやって、子どもでも扱いやすい絵本の居場所がちゃんと決まっていれば、図書館へ行く前に慌てて絵本をかき集めることもありません。
大人が少しの工夫をしてあげるだけで、小さな子どもでもできることは意外と多いもの。
忙しい大人にも、小さな子どもにも優しい収納になれば、図書館絵本とのおつきあいもよりきっともっと充実したものになりますね。
まとめ
今日は、「【無印良品】お片付けのプロ推薦!図書館絵本の頑張らない収納法」として、図書館で借りてきた絵本の頑張らない収納法について解説しました。
わが家のようにひんぱんに図書館に行くママも、そうでもないママも。今まで本は買っていたので図書館は利用したことがなかったというママも、
図書館絵本の収納と移動を兼ねる方法で、図書館を使い倒してみてください。
最適な収納方法は、図書館の利用頻度や借りてくる本の冊数、子どもの年齢や生活スタイルによって変わります。
一度決めた収納方法も、子どもの成長や暮らしの変化に合わせて見直しながら、図書館とお付き合いを楽しんでみてくださいね。
「兼ねる収納」で、みなさんの毎日がより豊かで楽しいものになりますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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