保育園

キッズリーおもいで帳を印刷したい!紙で残す方法は?ネットプリントを試してみた

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悩めるママ

保育園で使ってるキッズリーって印刷できるの?

考えるママ

子どもの成長記録でもある連絡帳。紙にして残したいな。

あい

はい!その疑問、わたしがお答えします!

わたしの子どもが通う保育園ではキッズリー(Kidsly)という連絡帳アプリを導入しています。

長女は、保育園で過ごした6年間の成長をキッズリーで記録してきました。

この春、長女が卒園したのをきっかけにこれまでの連絡帳を冊子にしました!

今日は、Kidslyの連絡帳(おもいで帳)って印刷できるの?どうやって印刷するの?と悩んでいるママに向けて、わたしの経験を踏まえて解説します!

あい

パソコン操作はMacについて解説しています。

この記事でわかること

  • キッズリーおもいで帳(連絡帳)をネットプリントで印刷・冊子にする方法

キッズリーとは?

保育園と保護者をつなぐ連絡帳アプリ

キッズリーは全国の保育園などで導入されている連絡帳アプリ

毎日の連絡帳がアプリ内で提出できたり、日中の活動レポートが写真つきで配信されたりします。

ほかにも、園からのお知らせの配信や身体測定の記録なども行えちゃう優れもの。

急な残業でお迎え時間を変更したいときも、アプリ内で完結してしまうので電話連絡をする必要はなし。園と保護者の負担軽減になっているなぁと感じます。

子どもを育む保育園と保護者間のコミュニケーションが、より円滑になるようサポートしてくれるサービスです。

キッズリーは育児日記代わり

わが家の子どもたちも、キッズリーには長女が入園した2017年からずっとお世話になっています。

キッズリーは、わたしにとって育児日記代わり

先生への伝達事項の他にも、家でのちょっとしたエピソードやその時に感じたことなども入れるようにしています。

あい

休日の写真を添付したりもしていたので、本当に日記みたいになっています!

まいにち日記を書くのは大変だけど、キッズリーならスキマ時間にスマホで入力できるから何年も続けられる!

パパやおじいちゃん、おばあちゃんと共有できるのも魅力ですよね。

思い出はカタチに!キッズリーおもいで帳を印刷したい!

そんなふうに便利なところがいっぱいのキッズリー。

過去の連絡帳のやりとりはアプリを開けば確認できますが、紙に印刷して残したい!と思うママもいるのではないでしょうか。

わたしもその1人。

以前、実家の片付けをしていたら自分が子どもの頃の連絡帳がたくさん出てきたんです。

自分の記憶にはないものの、確かに歩んできた成長の過程。

古びた連絡帳を手にした時、親の愛情を感じて心がじんわりと温かくなりました。

アプリは便利だけど、やっぱり子どもたちにはカタチにして残してあげたい。紙に印刷しよう!そう思ったんです。

あい

キッズリーでは過去の連絡帳のことを「おもいで帳」と呼んでいます!

キッズリーおもいで帳は印刷できる?

以前はアプリから注文できた

キッズリーは、アプリでカンタンに入力できるのが魅力のアプリですが、やっぱり思い出は紙で残しておきたいですよね。

実は、以前はアプリからボタン連絡帳の印刷注文ができました。(キッズリープリントというサービス名でした。)

わたしも実際、長女が0歳児クラスの7月から、1歳児クラスの9月までの1年3ヶ月分の連絡帳を注文したことがありました。

値段は1冊2,000円ほどで、3ヶ月ごとに1冊(1年間で4冊)の冊子になります。

キッズリープリントで印刷注文した連絡帳

印刷代としては少しお高いかもしませんが、難しい設定や操作なく、ボタン1つでしっかりとした冊子にできたのでとってもラクでした。

現在はおもいで帳のPDFをダウンロードできる

現在キッズリープリントのサービスは終了していますが、代わりにこれまでの連絡帳をPDFでダウンロードすることができます。(「キッズリーおもいで帳」といいます。)

また、キッズリーのサイトにアクセスしてログインすれば、ウェブ上でも過去の連絡帳を振り返ることができます。

ただし、どちらも画面上で見ることになりますよね。

なんだか思い出にしてはちょっと味気ない気もします。それに、カタチにも残らない・・・

もしカタチにして残したい場合は、PDFをダウンロードして紙に印刷する必要があります。

キッズリーおもいで帳、どうやって印刷する?

キッズリーおもいで帳はPDFデータをダウンロードできるサービスを行っています。

もちろん、ダウンロードしたPDFを自宅などのプリンターで印刷することもできますが、保育園生活の数年分の連絡帳を印刷するとなるとどうでしょうか?

キッズリーおもいで帳のPDFデータは、基本的に1日1ページ。コメントが長かったり、添付した写真が多いと2ページにまたがります。

3ヶ月分で70ページ近くなり、1年分だと200ページ以上になる場合も。

在園中の数年分となると、自力では印刷するのも製本するのも難しそうです。

それなら、多少お金がかかってもプロに頼んできれいな冊子にして残してあげたい!そう考えました。

あい

この春卒園した長女の5年分の連絡帳。ついにまとめます!

ネットプリントはどこがおすすめ?

キッズリーおもいで帳を印刷して冊子にするためには、プロに頼むしかない!

でも、印刷業者さんなんて全然わからない!!

ということで、オンラインで注文が完結するネットプリントの業者を探すべく検討を始めました。

ネットプリント3社を比較

わたしが検討したのはつぎの3つ。

検討したネットプリント

  • ラクスル
  • プリントライダー
  • プリントネット

いずれもオンラインで注文、入稿までできるサービスです。

比較ポイント

わたしがネットプリントを比較する際に重視したポイントは、

比較ポイント

  • 1冊から注文できること
  • 値段がお手頃なこと
  • 入稿(データ作成)が簡単なこと

この3点です。

わたしは印刷業界については素人。専門用語や編集ソフトの扱いも全くわかりません。

特に入稿の作業は、データを加工する必要がなく、キッズリーからダウンロードしたものをそのまま活かせることが条件だと考えました。

背表紙のデータが必要

色々調べていくと、無線綴じ印刷の場合は冊子の厚みに応じた背表紙のデータが必要だということが判明・・・

あい

そんな難しいこと言われてもわかりません・・・

というのも、ダウンロードしたデータをみると1ページ目は表紙カバーのデータ、それ以降は単ページずつのデータで、背表紙のデータは無さそうです。

以前までのキッズリープリントでは表紙カバーが付いてきた

このままでは、本文のページ数を確認しながら自力で背表紙のデータを作る必要がありそうです。

あい

そんなの素人には無理です・・・!

このため、背表紙のデータが必要ないかどうかが選定のポイントになりました。

あい

「表紙カバー」はどうする?プロにお願いして印刷できる?

さらに検討は続きます!

表紙カバーをプロに頼むのは難しい

せっかくなら表紙カバーもキレイに印刷してもらいたいと思い、ネット検索を続けると・・・

「表紙カバー印刷」をやっているネットプリントはいくつかあるものの、1部から注文できるところは見つけられませんでした。

どうやら、プロに表紙カバーの印刷を1部からお願いするのは難しそうです。

「ラクスル」に決定

3社の違いを比較

3社の違いを比較した内容を表にまとめました。

1冊から注文価格入稿作業(背表紙のデータ)印刷できる
最大ページ数
冊子・カタログ印刷ならラクスル
1,723円
背表紙のデータを
作成してくれる
124
プリントライダー
3,854円
完全なデータを
入稿しなければならない
300
プリントネット
31,671円
背表紙を白で作成してくれる100
A5無線綴じ冊子、124ページフルカラー、本文マット紙90kg・表紙マット紙135kgもしくは同等のもの、印刷部数1部、5営業日出荷の想定

3社とも1冊から注文できますが、1冊の値段が数千円から数万円とかなり幅があります。

また、入稿時のデータにも厳しく指定があったりして、入稿手順を読んでいるだけでもチンプンカンプン・・・

完全なデータを入稿するよう指定のある業者だと、自分で背幅を測定し、それに合わせた背表紙のデータまで作成する必要がありました。

あい

そんな高度な技術・・・素人のわたしには無理です。

でもラクスルなら、背表紙のデータ作成をお任せできるんです!

お値段もダントツでお安かったため、ラクスルで印刷することに決めました

ラクスルで表紙カバーは印刷できる?

ちなみに、第一候補として検討していた「ラクスル」には、「表紙カバー印刷」のメニューはありません。

あい

そこで、ラクスルカスタマーサービスに問い合わせてみました。

ラクスルからは、冊子印刷とは別に「チラシ・フライヤー印刷」を「オリジナルサイズ」で注文するよう提案がありました。

でも、実際に注文しようと試みると、A5冊子のカバーサイズ(466mm×210mm)は対応していないよう・・・

このため、少し残念ですが表紙カバーの印刷は諦めることにしました。

あい

表紙には子どもの顔写真が入りますが、あくまで現在アプリで設定している写真が反映される仕組み。当時の顔写真ではないのも、表紙は必要ないと考えた理由です。

実際に印刷してみた

1冊目はちょっと失敗

試しに1冊注文してみた連絡帳がこちら。

しっかりとした冊子になっています。

表紙はクラス名と期間が入っているページにして、表紙ウラと裏表紙ウラは白紙になるよう空白のページを挿入しました。

入稿時のチェックは、短時間で終わる「スピードチェック入稿」を試してみました。

失敗ポイント2つ

1冊目の注文で失敗したと感じたポイントはつぎの2つです。

失敗ポイント1 背景が一部切れている

ダウンロードしたデータをそのまま入稿したところ、背景が切れていた

Kidslyでダウンロードしたデータをそのまま入稿したところ、背景の一部が切れてしまっていました。

背景が一部印刷されておらず欠けている(黄色い部分)

せっかくお金をかけて冊子にするなら、キレイに仕上げたいですよね。細かなことですが、気になる人は気になるポイントだと思います。

失敗ポイント2 日付の位置が見づらい

不要なページを削除したところ、日付の部分が見づらくなっていた

見栄えを調整するため、空白ページを挿入したり不要なページを削除したところ、ページ数がズレて日付の部分が見づらくなってしまいました。

日付が内側に寄っている

「日付の位置」と「奇数ページと偶数ページ」を意識してページの挿入や削除を行うべきでした。

ちなみに、今回利用したのは「スピードチェック入稿」。即座にチェック結果が確認できたので、すぐに印刷へ進むことができました。

あい

これらの反省を踏まえ、2冊目を注文してみました!

2冊目で仕組みを理解

1冊目での失敗を編集作業に活かしつつ、今回はオペレーターチェック入稿を試してみました。

こちらが2冊目!

背景がページの端までキレイに印刷されている

スピードチェック入稿では修正できなかった、背景が切れている問題や画像の荒さなど、こまかな微調整をしていただけました!

オペレーターチェック入稿は、チェック結果が来るまで少し時間がかかりますが、よりキレイに仕上がりました。

時間的に余裕がある人、プロにチェックしてもらいたい人にはおすすめです。

ついに!5年分のおもいで帳を印刷

うまくいったのを確認して、5年分の連絡帳を印刷しました!

5年分の連絡帳と重ねてみるとこうなりました。

こうして積んでみるとなかなかの迫力。

保育園で過ごした6年分の思い出をカタチにすることができて良かったです!

ラクスルで注文してみよう

それではいよいよラクスルで注文してみましょう!

ラクスルでの詳しい注文手順は公式ホームページに掲載されています。

ここからは「キッズリーおもいで帳」を印刷する際に注意すべき点について解説します!

あい

データのダウンロードから注文完了まで、最低でも30分以上かかります。このページをブックマークしておくことをおすすめします!

おもいで帳データをダウンロードする

まずはキッズリーにログインし、PDFをダウンロードします。PDFのダウンロードには数分かかる場合があるので気長に待ちましょう。

ダウンロードしたいおもいで帳のデータが何年分かある場合は、保存する際に分かりやすいタイトルをつけておいてください。

何冊もまとめて注文する場合、あとで管理がしやすくなります。

ダウンロードしたデータにはわかりやすいタイトルを付けておく

あい

クラスの名前や日付がおすすめです!

見栄え良く編集する

次にダウンロードしたPDFデータを印刷用に編集します。

ダウンロードしたデータを開くと、これまで記録してきた連絡帳が並んでいます。懐かしくて読みいってしまいそうですね。

ここからは、見栄え良く印刷するために3つの編集作業について解説します!

①空白ページの挿入

表紙ウラと裏表紙ウラが白紙だと既製品のような仕上がりになりますよね。

「空白ページ」を挿入することで、表紙ウラと裏表紙ウラを白紙にできます。

もし表紙ウラと裏表紙ウラにも本文が印刷されていい場合は、この作業は飛ばしてOKです!

②不要なページを削除

お休みが続いた日やコメントがない日は空欄になっています。もし印刷したくない場合は削除しましょう。

連絡帳の合間や後半の方に挿入されている「メモページ」は、つぎのページ数の調整で使うので、まだ削除しないでね!

「メモページ」は「奇数ページと偶数ページの調整」で使うので残しておく

あい

わたしはページ数を節約するためにも余分なページは削除しました!

③奇数ページと偶数ページの調整

次に奇数ページと偶数ページを調整します。

日付が左側のページは奇数、日付が右側のページは偶数のページ数になるように調整すると読みやすいです。

もし日付の位置を気にしない場合はこの作業は飛ばしてOK。

連絡帳の日付の位置を確認しながら、「メモページ」を移動させてページ数を調整します。

このとき、裏表紙は偶数ページで終わるようにします。

裏表紙は偶数ページで終わるようにする

複数の期間を1冊にまとめるコトもできる

ラクスルの場合、本文が120ページまでを1冊にまとめることができます。(①表紙と②表紙ウラ、③裏表紙と④裏表紙ウラの4ページを含めて124ページ)

124ページ以内なら、複数の期間の連絡帳を1冊にまとめることもできるので、その分コストダウンできますよ!

あい

4、5歳児クラスの時はコメントのやり取りも少なかったため、1年分を1冊にまとめられました。

ラクスルから注文する

データが完成したらいよいよ注文してみましょう!公式サイト冊子・カタログ印刷ならラクスルから注文できます。

わたしが注文した際の仕様は下記のとおりです。

注文時の設定

  • A5無線綴じ冊子(オンデマンド)
  • 仕上がりサイズ A5
  • 製本方向 左綴じ
  • ページ数を選択
  • 印刷カラー 表紙・本文ともにカラー
  • 本文 マット紙薄手(70kg)
  • 表紙 マット紙少し厚手(110kg)表面加工なし
  • 部数 1部

ご注文件数は、「同じ仕様・ページ数」で複数の連絡帳を印刷する場合に便利です。

お届け日の一覧表から値段を選択してカートに追加します。

さいごに支払い方法やお届け先を入力して注文を確定後、いよいよデータを入稿します。

データをアップロードする段になったら、表示されているポップアップを一度閉じて、左下にあるオペレーターチェクのご利用はこちらを選択します。

微調整を目視でやってくれるので、断然オペレーターチェック入稿がおすすめです。

見栄えにこだわるならオペレーターチェック入稿を選択!

完成

数日後、きれいな冊子になって届きました。うれしい!

 

まとめ

今日は、キッズリーおもいで帳を印刷する方法として、ネットプリントを試してみたわたしの体験談を解説しました。

表紙カバーの問題は解決できませんでしたが、背表紙のデータ問題もクリアできて、低コストでおもいで帳を印刷することができました!

あい

ほぼ理想通りの状態に仕上がってよかったです!

さいごに注文時のポイントをおさらいします!

・日付けの向きに注意 (偶数ページと奇数ページ)

・おすすめはオペレーターチェック入稿

こうやって印刷してまとめてみると、ずっしりと重みがあります。保育園で過ごしてきた月日の積み重なりを感じられますね。

データで保管するのはとても合理的なことですが、紙にすると思い出をカタチとして手にすることができます。

冊子が古くなっていく様子にも風情を感じそうです。

今回ご紹介したネットプリントのラクスル公式サイトはこちらです。(冊子・カタログ印刷ならラクスル)

キッズリーおもいで帳を印刷して残してあげたいけど、どうやったらいいのかわからずに悩んでいたママ・パパの参考になれば嬉しいです!

あい

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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