子どものおもちゃ収納のお悩みはありませんか?
今日これからご紹介する話は、実際にわたしが悩んでいた子どものおもちゃ収納を、無印良品のフックを使って使いやすく改善した実例です。
- 子どものおもちゃがごちゃついて困っている
- 部屋が狭い・収納場所が増やせないので、壁を活かして収納したい
- 無印用品の収納実例を知りたい
子どもの成長はあっという間。本当に早いですよね。
1年もすると、身長もぐんと伸びるし、おもちゃの趣味も変わるんだなぁと、子育てするようになってはじめて知りました。
子どもの成長にともなって必ず増えるのが、おもちゃや学習道具などの子どもの持ち物。
モノが増えるにつれて収納スペースがごちゃごちゃになり、子どもが使いづらそうにしていることがあります。
わがし自身、収納の見直しが追いつかないくらいです。
使いやすい収納にしたいけど、部屋が狭いから家具は増やせないとか、どうせならおしゃれな収納にしたいなど、収納に関する悩みはつきません。
そんなママの悩みにお答えすべく、子どもの成長に伴って使いづらくなった子どものおもちゃの収納を、無印良品のフックを使って改善していく実例を紹介します。
わが家のおもちゃコーナー
子ども用品はまとめて収納
わが家には5歳2歳0歳の子どもが3人。
0歳の長男のおもちゃはまだ無いけれど、長女と二女のおもちゃや絵本は5年+2年分で、だいぶ増えました。そのおもちゃと絵本は、無印良品のスタッキングシェルフに収納しています。
スペースは、リビング横のたたみコーナー。おもちゃや絵本は、このスタッキングシェルフの周辺に収まるだけ、と決めています。
ただし、どうしても収まらないリカちゃんのおうちだけ、たたみコーナーにある押し入れに入れています。
他にも、3番目の長男のためにとってあるお下がりのおもちゃは、今は出番がないので物置にあります。
子どものおもちゃ収納を考える上で大切な視点は、「今使っているか」ということ。
レギュラーとしていつもよく遊んでいるおもちゃを厳選し、それをうまく収納するように考えることです。
持っているおもちゃすべてを上手に収納するのは難しいけれど、数を絞れば収納の難易度がぐんと下がります。
お気に入りおもちゃの中に、壊れたおもちゃや、年齢的にもう遊ばないおもちゃが紛れていませんか?
たまに遊ぶおもちゃや、今は飽きてしまったけどいずれまた出番がありそうなおもちゃは、捨てる必要はなく、別の場所によけておくだけで大丈夫です。
100あるおもちゃを収納するよりも、50のおもちゃを収納するほうが難易度が低いです。まずはお気に入りを厳選してから収納を考えましょう!
キャパオーバーとなっているフック
今日取り上げたいのは、シェルフ横のこのスペースにあるフックです。
リビングから死角になる壁を利用して、子ども用品を「かける収納」にしています。
よく見ると、ひとつのフックに対し、バッグやきんちゃく、ホイッスルなどがごちゃっと引っ掛けられています。
広げてみたら、こんなにかかっていました。
8個ありました。さすがに多すぎますね。
このフックを設置したのは約2年前で、長女がまだ3歳のとき。この時、かけるものはせいぜい2〜3個でした。
でも、それから2年も経つと、いただきものや、ハンドメイドしたバッグなどが増えに増えて、フックひとつでは対応しきれない状態に・・・
下の方のものが取り出しづらかったり、フックから床に落ちて散らかったりと、長女も使いづらそうにしていました。
先ほどのとおり、「今使っているか」という視点で厳選したところ、どれもこれもよく使っているお気に入りたちでした。
今回はよけたり手放したりできなかったので、フックを増やしてモノを分散させることにしました。
もともとのフックがあるのはリビングからは死角ですが、家族みんなで過ごす時間が一番長くなる1階のスペースなので、どうせならおしゃれなフックにしたいと思い、
「無印良品の壁に付けられる家具シリーズのフック」を購入しました。
色は、床材とスタッキングシェルフに合わせてウォールナットに。バランスよく設置できるように3つ購入しました。
色違いで、ナチュラルなオーク材のフックもあります。
それでは、フックをつけかえる様子をご紹介します。
フックをつけかえる
今使っているフックを外す
まずは、今使っているフックを取り外します。
使っていたのは、シリコン素材の「ガムフック」。柔らかくて大きくて、小さな子どもにも扱いやすそう、という思いで選びました。
本体はかんたんに外れます。
無印良品のフックに付属していた器具をちょっと拝借して、土台となっている固定パーツを外していきます。
固定パーツを外したところ、壁紙が傷ついてしまったので、補修していきます。
壁紙を補修する
壁紙の補修で使うのは、「クロスの穴うめ材」です。傷ついたクロスを簡単に補修することができます。
ちょっとずつ、押し込むようにつけていき、傷が目立たなくなりました。
取り付け位置を決める
次に、新しいフックを取り付ける位置に、目印となるマスキングテープを貼ります。
今回はこんなバランスで設置することにします。
つぎに、下地の確認をします。こちらは自宅を建てたときに、ハウスメーカーからもらったスーパープッシュです。
ピンを打ちたい部分に当ててみて、スーパープッシュの先にあるマグネットが動かなければ、下地に硬い金属がないことがわかります。
確認したところ大丈夫だったので、取り付け位置はこれで決定です。せっかく位置を決めても下地が硬いと取り付けができないので、念のための確認です。
土台となる専用フックを取り付ける
次に、フック本体の土台となる「専用フック」を取り付けます。
まず2つずつピンをうちました。土台が曲がっていないか確認しながら、すべてのピンを打ちます。
新しいフックを取り付ける
土台が取り付け終わったら、いよいよ本体を取り付けます。カチッと音がするまで下に押し込みます・
取り付けました。事前にバランスをみて配置したので、失敗なくイメージ通りに取り付けられました。
以前も同じシリーズのフックを購入したことがあったのですが、その時とは土台が仕様変更となっていました。
旧仕様では、下からの力が加わるとフックが外れてしまうことが多くストレスに感じていました。新仕様では樹脂製金具に切り替わり、ロックがかかるようになったことで、下からの力でフックが外れにくくなりました。
実は、数ヶ月前に購入した同じフックを取り付けるとき、このロック機能のことを知らずに取り付けていたんです。慌てて確認したところ、ちゃんとロックがかかりました。
せっかくのロック機能・・・使わずに取り付けるという、もったいないことをしていました。
必ず説明書を確認し、「カチッ」と音がするまで本体の天面を押してくださいね!
フックの詳細については無印良品さんの公式サイトもご確認ください。
「カチッ」と音がするまでしっかり押し込んで、取り付け完了です!
壁を活かした収納の完成
壁を活かした収納が完成しました。
以前よりモノが分散されて、すっきりと取り出しやすくなりました。
こちらが作業前のごちゃついた状況。
こちらが作業後のすっきりと収納できた状態です。
ちいさな変化ですが、おしゃれなフックですっきりと収納を改善できて、晴れやかな気持ちになりました。
もともと狭い場所でしたが、壁を活かして収納量をアップさせることができました。
保育園から帰ってきた長女に見せると、「いいねぇ〜!取りやすくなったね!」と言ってくれました。
(ちなみに、中央にある白いポールはドローアラインという突っ張りタイプの収納です。ふだんは長女の制服や登園カバンなどをかけているので、保育園に行っている日中はなにもありません。)
まとめ
今日は、「【無印良品】壁を活かす子どものおもちゃ収納実例・狭い部屋も◯」についてお話しました。
子ども成長は早いです。子どものおもちゃやバッグなどの収納も、成長に合わせて変化させていかないと、いつの間にか使いづらくなってしまいます。
最小限の収納グッズで、壁を活かした収納を行えば、狭い部屋でも使いやすく、見た目もおしゃれな収納がかないます。
ぜひ、身の回りを見渡して、活かせそうな壁がないかチェックしてみてください。「今使っているか」の視点で、モノを厳選する工程も忘れずに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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