3番目の長男の保育園入園が決まって、今日で一週間。
この一週間、わたしの精神状態はとっても不安定で、ささいなことですぐ泣くし、普段だったら受け流せることもイラっときてしまうし・・・
まるで、今にも割れそうな風船のように、心がピンと張り詰めているんです。
こうしてパソコンに向かっている今も。
予定より早く決まった復帰。
自分で申込書を出したんだから、もちろん五分五分の割合でこうなることはわかっていたけれど、
現実となって突きつけられるとなかなか気持ちに折り合いがつけられない。
なぜこんなに不安定な気持ちなのか。
素直に心に聞いてみると、やっぱり「まだ預けたくない」という気持ちが強い。
そんなわたしのピリピリした雰囲気を感じ取ってか、それとも異常な暑さによる疲れなのか・・・
長女も二女もなんだか感情が高ぶっていて、いつもより衝突しがち。
夕方、園から帰ってきたと思ったら、甲高い声で言い争い、泣きわめく二人。
いつもだったら、「あらあら」とか、「まぁまぁ」と落ち着いて仲裁に入れるのに、こんなに張り詰めた精神状態では一緒になってヒートアップしてしまいます。
あとから猛反省をして、5歳と2歳相手に「ごめんね・・・」と謝る始末。
わたしの心の中にあるコップのお水は、カラカラなのかもしれません。
長女と二女に分けてあげられるお水はなく、自分を潤すお水もない。だから涙が出てくるのかな・・・
40年ちかく生きている大人のくせに、本当に情けない数日を過ごしています。
今朝は、そんな今にも崩れそうな精神状態で上二人を園に送っていく気になれず、出勤前の夫にお願いしてしまいました。
8ヶ月の長男と二人きりになった静かな日中。長男のお昼寝中に、こうして気持ちを整理しています。
長男の入園のこと、自分の職場復帰のこと、
送り迎えのことや、忙しい朝と夕方の家事育児を毎日どうやってこなそうか、今日の晩ごはんはどうしようか、離乳食は新しく何を食べさせようか・・・
今日は入園説明会もある・・・
考えることが多すぎてパンクしそうなので、ひとまず朝の送迎を代わってくれた夫に感謝の手紙を書きました。
つぎに、長女あての手紙を。
パソコンで書くのと違って、一文字一文字を記すのに時間がかかるから、その間に気持ちが少しずつ落ち着いてきて、
こうして自分の気持と向き合えるようになりました。
こんなときいつも、自分の繊細さを恨みたくなります。
もっとウジウジせずに、スパッと物事を切り分けてどんどん前に進んでいけたらいいのに・・・と心から思います。
長女は、そんなわたしの繊細さをもれなく受け継いでいるので、昨日、子どもたちのケンカを仲裁できずに衝突したあとは、「ごめんね」と二人で大泣きしながらハグしました。
でも、そうやってぶつかって、大泣きして、長女もスッキリしたみたいだからよかったのかな。
精神的に、肉体的に落ち込んでいるときは、
「◯◯できなかった」、「◯◯できていない」と「ない」を考えずに、「今日も生きてる」、「子どもたちが元気でいてくれてる」、「手紙なら書ける」というふうに、
「ある」ことやできることに目を向けるようにしています。
「ない」ことって、目に付きやすいし、考え出すと止まらないですけど、「ある」ことに目を向けると、ちょっとだけ気持ちが落ち着きます。
「頑張りすぎない」よりも、「リラックスしよう」と自分に声をかける。
今朝は送迎には行けなかったけど、朝ごはんでトマトとレタスとブロッコリーの入ったサラダを作った、とか、
自分のことでいっぱいいっぱいだけど、長男のオムツを替えて母乳をあげた、とか・・・
きっと「ある」ことだっていっぱい「ある」はずです。
ちゃんと「ある」ことに目を向けて、頑張っている自分にも感謝していかなきゃ・・・と考えてながら書いていたら、また1段、階段を登れた気がします。
ありがとう。
まだまだ気持ちが落ち着かない日々が続くと思いますが、わたしも今できることからやっています。
もし、これを読んでくださったあなたも、復職を目前に不安定な気持ちになっているとしたら、あなただけじゃないよ、わたしも同じだよ、と言わせてください。
わたしも、自分の無力さに心が折れながら、家族に支えられてなんとかやっています。
復職の日はもうすぐやってきます。
いつも、仕事へ行くときに自分に言い聞かせていることは、
「仕事は代わりがいるけど、母親の代わりはいない」ということ。
わたしの先輩がプレンゼントしてくれた言葉です。
だから、呼び出しがあったらすぐに迎えに行くし、熱があるときは胸をはって休ませます。
もちろん、仕事が滞ることや、周囲に迷惑がかかってしまうこともわかっています。
でも、わたしにとって大切なのは、なにより子どものこと。
迷ったときは、いつもさきほどの言葉を心で唱えます。この言葉をお守りに、復職に向かいたいと思います。
育児は本当に大変なことです。
人生の大仕事です。
だから、いつも頑張っている自分を褒めてあげてくださいね。
自分が満たされたら、周りの家族も満たしてあげられます。
わたしも、自分を満たしながら、前を向いていきたいと思います。
まだコップのお水はほとんどないけれど、自分だけじゃない、どこかで頑張るあなたがいると思えば、少しずつ、少しずつだけど、満たしていけそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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