働き方

【10ヶ月】慣らし保育3日目に胃腸炎で休んだ長男とママの成長記録

鳴らし保育3日目、胃腸炎で休んだ長男とママの成長記録
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今日は、慣らし保育3日目で胃腸炎になり、慣らし保育すらスムーズに進まなかった長男の話を綴ります。

他人はみんな強く見えてしまうもの。わたしは、長男と離れることに胸を痛めながら慣らし保育を過ごしています。

わたしの素直な気持ちに触れることで、小さなわが子を保育園に預けて仕事へ出るママの葛藤が少しでも軽くなればうれしいです。

胃腸炎になって後悔

先日から、長男(10ヶ月)の慣らし保育がスタートしました。

最初の2日間は、1時間45分の保育です。

朝、知らない先生に抱っこされてママがバイバイと手をふる姿に、「何が起こったの?」と目を丸くする長男。

ママだけ保育室から出ていこうとすると、顔をだんだんくしゃくしゃにして泣き出す長男・・・

わたしは長男の泣き声を背に、一人保育園を出ていきました。わたしの目頭も、熱くなりました。

妊娠してから今までいつもどんなときも、一番近くにいた長男。

夫以外の第三者に預けて、1時間45分も離れ離れになることが自分の中でまだ消化できません。

たった1時間45分が、果てしなく長く感じるのです。

これで良かったのだろうか。1歳前に保育園に入れるのは、早すぎたんじゃないだろうか。

こんな葛藤がしばらく続くことは上2人のときも経験していますが、慣れることはありません。

順調に2日間の慣らし保育を終え、3日目の朝5時。

昨晩食べたものを全部吐いてしまい、おむつからあふれるほどうんちが出ました。

長男は慣らし保育3日目にしてさっそく体調を崩していまい、保育園をお休みしました。

病院に行くと「胃腸炎」とのこと。それから3日連続登園できず、初めての週末になりました。

順調だった離乳食はもちろん食べられなくなり、母乳ですら満足に飲むことができない。

虚ろな目をして、ぐったりとしている長男。こんな長男を見るのは初めてです。

保育園に行かなければ胃腸炎にはならなかったのに・・・

わたしは保育園に預けたことを早速後悔していました。

長男の成長した姿

週末にしっかりと体調を回復させた長男は、翌週の月曜日から慣らし保育3日目。この日からお給食がスタートします。

朝の別れ際は、先生に預けようとした瞬間から泣き出す長男。ママと離れてしまうことがわかったんだね。

長男の泣き声がわたしの胸を突きます。わたしだって、泣きたくなります。

「かならずお迎えに来るから」

そう心のなかで約束して、保育室をあとにしました。

それは長男との約束。そして、わたし自身を律する、わたしとの約束。

3時間後にお迎えに行くと、先生から今日の様子の報告がありました。

初めてのお給食でしたが、モリモリ食べてくれました、手づかみ食べもしていましたよ、とのこと。

今まで家では興味を示さなかった手づかみ食べも、周りのお友達を見てやっていたそうです。

いつもと違うお皿に興味を示し、絵柄を指でなぞって遊んだり、慣れないバウンサーでもすやすや眠ったらしいのです。

わたしの手を離れ、知らない長男がどんどん増えていくこと。

そのことが少しショックで、胸がちくっと痛みます。

でも、今こうして元気に帰ってきてくれて何よりうれしい。

腕の中にずっしりとくる長男の重みが確かにあることがうれしい。

保育園では、どんな表情を見せて、どんな声を出して、どんなふうにして遊んだのだろう。

3時間預かってくれた先生への感謝とともに、長男の成長を誇らしく思う気持ちがじんわりと心に広がりました。

「その日」を信じて

子どもを保育園に預けることは、寂しいことかもしれない。もしかしたら病気をたくさんもらってきて、親子で辛い思いをするかもしれない。

でも、わたしの手を離れたことで、どんどん成長していく長男もいる。ぐんぐんたくましくなる長男もいる。

家ではできない体験ができる。家族以外の人との人間関係も経験できる。

5歳と2歳になった姉たちを見ていると、保育園に預けたことを後悔することはありません。

保育園のおかげでここまでたくましく成長し、先生やお友達が大好きな優しい子に育ってくれています。

保育園には、日々感謝の気持でいっぱいなんです。

きっと長男のことも、保育園に預けてよかったと思える日が来る。今のこの寂しさを乗り越えて、感謝できる日がきっとくる。

今はまだスタートしたばかり。

ママにも「慣らし期間」が必要なんだ、と自分を励ましながら、いつか来る「その日」を信じて前を向いていきたいと思います。

お守りの言葉を胸に

これから長男は通常保育になり、わたしはいよいよ仕事が始まります。

お呼び出しの電話がかかってきて、仕事が思うように進まず、慣らし保育のときとは違った葛藤も出てくることでしょう。

長男が体調を崩すたびに、後悔するかもしれません。

だけどその度に思うことにします。

きっと「よかった」と思える日が来る。そう思えるように、今を必死に生きていこう。

今できる最善のことを。

この言葉をお守りに、家族5人、今日もそれぞれの場所で頑張っていきます。

あい

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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